大垣城天守内レビューと入場料そして割引方法について。
まずは大垣城の入場料はこの通りです。
あと割引方法ですが、郷土館や奥の細道むすびの地記念館などの共通券があるので、そういった共通券を買えば実質、割引きになりますね。
また次に該当する方は入館料が免除(無料)されます。
- 障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方とその介助者
- 大垣市内在住の65歳以上の方
大垣城の開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで
大垣城の休館日
年末年始(12月29日~1月3日)
天守内レビュー
いよいよ大垣城天守に入ってみましょう。
大垣城は天守と艮隅櫓(うしとらすみやぐら)が、かつて国宝に指定されていましたが、昭和二十年(1945)の太平洋戦争の空襲で焼失してしまいます。
現在の天守は昭和三十四年(1959)年に鉄筋コンクリートで再建されたものです。
1F以上2F未満のところにあるフロア。中2Fといったカンジでしょうか。ココではビデオで関ヶ原合戦について解説してくれます。
いよいよ1Fです。1Fが一番展示物が充実している様な気がします。甲冑にフォーカスしてしまうのは個人的な好みですw
また1Fにはかつて戦国時代に使われていた武器を実際に持ってみることができる体験ゾーンがあります。例えば鎗、火縄銃のほか、弓などもあり、もちろんレプリカで安全なものばかりです。
レプリカですが大きさや重さを実際に確かめてみるにはいいですよね。
そして1Fより一段下がったフロアには、関ヶ原合戦の前哨戦ともいわれる杭瀬川合戦の展示があります。西軍の島左近が東軍に奇襲をかけて勝利した戦です。
パネルとジオラマで杭瀬川合戦を詳しく説明してくれているので分かりやすいです。
そしてこのジオラマがまた見事なんですよ!
私は細かい作業などがあまり得意ではないので、こういった小さなフィギュアを作れる人は尊敬できますね。
ただスペースの割りには、フィギュアが多いようなカンジもして、もう少し広いスペースだと分かりやすいかもと思ったジオラマです。
そして2Fは【武士と城下町の文化と生活】というテーマの展示です。
戦国時代といえば、戦場の事にフォーカスしてしまいがちですが、武士の日常生活なども現在とは違う面がたくさんありました。
また江戸時代の物もあり、どれも貴重な展示品ばかりです。
これは島原の乱当時の大垣城の様子。つまり江戸時代初期ですね。
こうやってみてみると、大垣城は水堀に囲まれていた、まさに水の城でした。
現在では大半が埋め立てられましたが、それでもかつての城下町だった市街地では、いろんな場所から湧き水があり、本当に水に恵まれた地という事がわかります。
そして最上階の4Fは展望台になっています。大垣城の東西南北をパネルで表示して、各方面にある史跡を解説してあります。
ちなみにこれは大垣城天守から見た大垣市の町並み。
今では近代的な建物ばかりですが、かつてはどんな城下町の風景が広がっていたのでしょうか?
この大垣城天守は入場料を考えても入ってみる事をオススメします。
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